
入室時・退出時のマナー
入室時のマナー
面接官から「どうぞ」と言われたら、ドアの外で「失礼します」と返事をしてからドアを開けて入室してください。入室したらまず扉の方に向き直り、扉を静かに閉めましょう。この時後ろ手で閉めるのはマナー違反となるので注意しましょう。扉を閉めた後は面接官の方に向き直り「本日はよろしくお願い致します」とお辞儀をしましょう。背筋や指先を伸ばし、30°の角度でお辞儀をすると綺麗に見えます。手の位置は男性ならば服の縫い目に沿うように、女性ならば腕を前方向に出して左手を右手に重ねる形にするとより綺麗に見えるでしょう。

30°のお辞儀
背筋は伸ばす
手の位置も注意
STEP, 3:着席
お辞儀をした後は、姿勢を正したまま椅子の左側または後ろ側に立ちましょう。「本日はお時間をいただき誠にありがとうごいます。〇〇大学の〜と申します。よろしくお願い致します。」と挨拶をしてからお辞儀をします。着席するのは面接官に「おかけください」と言われてからにしましょう。この際にカバンを置く場所を指定された場合はそこに置き、指定がない場合は椅子の横に置くようにしましょう。着席すると面接が始まります。

左側か後ろに立つ

入室時の基本マナー
STEP, 1:ドアを3回ノックする
ノックには在室の確認や入室の許可を求める意味があります。そのため、ドアが開いている場合でもノックをする方が無難でしょう。基本的にノックは3回が一般的です。2回だと空室の確認の意味になってしまいます。ノックの強さやスピードも程よく違和感のないものを心がけましょう。
STEP, 2:入室

入室時の例外
学生が先に部屋に案内されて、面接官が後から入室する場合があります。特に指示がないときは立って待つのが無難です。一方で「おかけになってお待ちください」と指示を受けだ場合は、ドアの近くの席に座り待つようにしましょう。座席に指定があった場合はその席に座ります。この際待ち時間が長いからといってスマホを触ったりするのはNGです。
面接官が入室したら即座に立ち上がり、「本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。〇〇大学の~と申します。よろしくお願い致します。」と挨拶をして面接を始めましょう。
面接官には起立して挨拶

退出時のマナー
退出時の基本マナー
STEP, 1:起立
面接が終わったらまず着席したまま「本日はありがとうございました」と一礼しましょう。その後起立して椅子の横で再度と一礼します。忙しい中時間を取っていただいたことに対する感謝の気持ちを込めてお辞儀をしましょう。この際も入室時と同じように姿勢がを良くすることを意識するのが良いです。


感謝の意を込めて
STEP, 2:退出
お辞儀をした後ドアの前まで移動したら、面接官の方へ向き直り「失礼致します」と言ってもう一度お辞儀をしましょう。その後静かに退室します。ドアの開閉はなるべく音を立てないように意識しましょう。

静かに開閉
STEP, 3:退出後
退出したからといって安心してはいけません。建物を出るまでが面接であるという気持ちで最後まで気を引き締めて建物を出ましょう。周囲に他の社員の方々がいるかもしれません。退出後すぐにスマホを触るなどはNGです。

例外パターン
面接官が出口まで見送ってくれる場合は、案内してくださる方の後ろを歩き、案内に従いましょう。移動の最中面接官の方が話しかけてくださることがあると思いますが、その場合は笑顔で返答しましょう。最後に気遣いや労いの行動に対して感謝の気持ちを伝えることも忘れないように注意が必要です。
