自己分析
自己分析には様々な方法があります。
今回は自分の過去の経験からモチベーションの源泉・強み・弱みを探るための方法の一つ、モチベーショングラフについて説明します!
モチベーショングラフとは
モチベーショングラフとは、過去~現在までのモチベーションを振り返り、
自分がどんな時にモチベーションが上がる/下がるのか、それはなぜかを明らかにするものです!
これによって自分の価値観や特徴を理解することができます。
モチベーショングラフの書き方
全部で4つのステップに分けて、書き方を紹介していきます。
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STEP1:それぞれの時期の出来事を書き出す
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STEP2:グラフを描く
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STEP3:分析しよう
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STEP4:共通点を探そう
ステップ1:それぞれの時期の出来事を書き出す
まずは右図のように、それぞれの時期の出来事をできるだけ書き出しましょう。
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幼少期
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小学校低~高学年
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中学生
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高校生
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大学1/2/3年生
のように、できるだけ分けて書き出すのがおすすめです!
気を付けるポイントは、就活にとらわれないこと!
就活に役立ちそうなエピソードではなく、
日常の些細な出来事から自分の過去を振り返りましょう。
ステップ2:グラフを描く
ステップ1で出した経験をもとに、グラフを書いてみましょう!
モチベーション=心の充実度、と捉えると書きやすいかもしれません。
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縦軸:モチベーションの高低
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横軸:時間
です。モチベーションの分岐点で何が起こったか、合わせて出来事も記入すると分析しやすくなります。
ステップ3:分析しよう
ステップ1,2で出したモチベーションの高低とその根拠となっている経験に対して「なぜ?」と問いかけてみましょう!そして、その気づきをグラフのそばに書きましょう。
振り返ってほしい観点は以下の2つです!
①当時置かれていた環境
人間関係やその中の雰囲気等も言語化して振り返ってみましょう!自分がどんな環境を好むのか、どんな環境が自分に適しているのかわかります。
➁当時の感情や思考・行動
モチベーションの分岐点で自分が抱いた感情や、その時考えたことと起こしたアクションを思い出しましょう。その当時は「ただなんとなくワクワクした」と思ってした行動だとしても、「なぜワクワクしたのか」、「どのようなときにワクワクするのか」というように、「なぜ」や「どういうとき」に注目して書くと、自分の価値観や特徴が理解しやすくなります。
例)「サッカーを始めたときモチベーションが高い」に対して「なぜ」と問いかけてみます。この場合は、どんどん成長できることが楽しかったので、「向上心」が根底にあることがわかります。
ステップ4:共通点を探そう
いよいよ最後の作業です。全体を通した自分の感情や考え、その理由に対して共通点あるいは相違点を探してみましょう!
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自分が頑張れた理由、逆に頑張れなかった理由の違いは何か
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一番頑張れた時の理由と次に頑張れた時の共通点は何か、また違いは何か
などなど、分析することによって、自分の大切にしている価値観や特徴、強み弱みなどが見えてくるはずです。
おわりに
自分自身について理解は深まったでしょうか?
一人きりですべてやりきるのは難しい部分も多いはず。
そんなときはぜひ担当メンターに相談してみてください!
親身に助けてくれるはずです。
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