
推薦応募について

理系の就職活動における企業への応募方法は「自由応募」と「推薦応募」の二つに大きく分けられます。
「自由応募」とは、学生自身で各企業の採用サイトや就活情報サイトから応募したい企業を探し、エントリーする一般的な手法です。
「推薦応募」とは大学に寄せられた推薦求人の中から応募企業を選び、就職担当者や教授に書いてもらった推薦状を添えてエントリーする手法です。
推薦を利用して就職活動を行う理系就活生の割合は近年減少傾向にあります。
神大の理系院生では、約30~40%が推薦を利用しています。
(※専攻や研究室によって推薦の割合は大きく異なる場合があります!)
企業から見れば、学校推薦の学生は『学校や教授の“お墨付き”がある優秀な学生』という認識なので、自由応募と比較して合格率が高いというのが大きなメリットです。
とはいえ、誰でも推薦を利用できるというわけではなく、大学(学科、研究室)内での選考・選抜が行われたり、内定獲得後に辞退が出来ないといった点はデメリットはあります。
そんな学校推薦は、大きく分けて2種類あります!それが「前出し推薦」と「後出し推薦」です!
この二つについて詳しく説明していきます!!!!
え!!!推薦って二種類もあるの!?って驚いた人もたくさんいると思います!
そんな人にも分かりやすく説明していこうと思います。
「前出し推薦」・・・エントリーと同時に推薦希望を出す推薦です。
-
メリット:初めから「学校のお墨付き」「御社が第一志望です!」と言いながら選考しているようなものなので、自由応募に比べて合格率がとても高いです!
-
デメリット:他の企業と受けれない、つまりこの1社しか受けれず、併願ができないので落ちたら終わりという賭けのような就活になります、、、

「後出し推薦」・・・最終面接前など面接選考の途中に推薦書を提出する推薦です。
-
メリット:エントリー時に推薦を出すとは明言しておらず、自由応募と同じようにエントリーするため、何社も併願することできます!
-
デメリット:何社も受けるため、合格率はあまり高くなく、推薦書提出する前に落ちる可能性もあります、、、

前出し推薦、後出し推薦の違いはざっくり理解できたでしょうか??
同じ推薦といっても、大きな差があります。
企業によって、前出し推薦しかできない場合やどちらの推薦も使える場合など違ってくるので、OB訪問を駆使したり、エンカレのメンターに話を聞いて推薦の種類を把握しておきましょう!
第一志望が決まっている、どうしてもこの企業に行きたい!!という場合は、前出し推薦
絞れてはいないが、学校に推薦枠がある場合は、後出し推薦
このように推薦の使い方を分けて、賢く推薦選考を使っていきましょう!!!🔥
ここまで、理系就活について書いてきましたが、編集者から一言伝えたいことがあります。
脳死で理系就活をするのはやめましょう!!!!!!
理系だから自分の専門科目を活かした就職をしたい、理系就職しないともったいないと脳死で就職先を考えるのは危険です。
もしかしたら今後の人生50年間を費やす仕事に対して、そんな1, 2年やっただけの研究に縛られて考えていたら後悔するかもしれません。その企業に入ってから自分のやりたいこととは違うと後悔しても遅いです。
神大の大学院にまで入っているのに就職先のことで後悔していたら悲しくないですか????
今、楽をして一生後悔するか、今までの人生を全力で振り返って人生を通して熱中できそうな強い気持ちを持てる仕事を見つけるか
しっかり考えて、就活を進めましょう!!!!
私たちメンターはやる気のあるみなさんのサポートを全力で行います!!!!😁