
研究内容の書き方

理系学生であればESや面接で研究内容について問われることが多いと思います。
では、なぜ企業は研究内容を記入してほしいのでしょうか???
理由としては主に以下のものがあります。
・あなたが何に興味を持って取り組む事ができるか
・課題に対してどう取り組む姿勢があるのか
・どんなスキルを持っているのか
・何を学んだのか
・分かりやすく簡潔に伝える能力があるか
人事が知りたいのは、決して、”詳しい研究内容”ではありません。
上記の5つを意識して、ESや面接で研究内容を伝えてみてください!!!
「ESの研究内容どうやって書けばいいの?」「人事の人たちは何を見ているの?」と悩んでいる人も多いと思います。
理系学生のために、ESの研究内容について書くべき内容やポイントを紹介します!
研究内容を書くときのポイントとして、以下のような4つがあるので詳しく紹介していきます。
・規定の文字数を守る
・フレームに当てはめる
・専門用語は使わない
・背景:方法:展望 = 2 : 4 : 2 のイメージで書く

規定の文字数を守る
当たり前ことですが、書式など規定は必ず守ってください。企業から指定された方法で書かないと、読んでもらえない可能性があります!!
文字数は企業によって異なりますが、ESでは400字以内のケースが多く、研究内容の場合1000字以上記入するケースもあります。
指定された文字数で書かなければなりませんが、少なすぎてもよくありません。最低でも9割は記入することをおすすめします。
フレームに当てはめる
まずは、フレームに当てはめて書いてみましょう!
こちらに挙げたながれに沿って1度自分の考えを整理してみましょう。
字数によっては全ては入りきらないこともあるかもしれませんが、どんなことを伝えるのか自分の中で整理することで文字数に合わせて要点をまとめることが出来るようになるはずです!
①研究概要
②研究背景
③研究内容
④ぶつかった課題、難しかった事
⑤それにどう対処したのか
⑥研究から学んだ事
専門用語は使わない
専門用語を使わない!これは、みなさん一度は聞いたことあると思います!
じゃあどれくらい??
「朝から晩までESを500枚読んで、脳みそ働いてない人が、ゼロカロリーで理解できる文章」レベルを目指してください!
じゃあどうやって?
専門用語の言い換えを下の表を参考にして考えてみてください!
・ES内でその言葉を一回しか使わない場合
===>>簡単な言葉で言い換える
ex) × 高エントロピー材料を利用することで
◯複数の金属を混ぜ合わせた材料を利用することで
・ES内でその言葉を何回も使う場合
===>>その言葉に説明を加える
ex) 高エントロピー材料(複数の金属を混合した素材)は
背景:方法:展望 = 2 : 4 : 2 のイメージで書く
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背景
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なぜそのテーマを選んだのか、たどり着いたのか、
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社会情勢と照らして求められるようになった過程
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なぜその研究が必要とされているのか、その研究を行う意義
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先行研究の実情
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展望
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そのテーマについて深く勉強することで社会にどんな影響を及ぼせられるか
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研究があることで社会にどんな利益をもたらせられるか
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他の研究と合わせてより発展させるとしたら考えられること
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このような内容で、背景:方法:展望=2 : 4 : 2 を意識して書いてみてください!