面接の振り返り
目次
振り返りの意義
自分の発言を振り返る
質問内容を振り返る
逆質問を振り返る
選考官にお礼を送る
振り返りの意義
面接の振り返りの意義は大きく分けて三つあります。
その1. 面接中の気づきを忘れないようにする
面接中に面接官の言葉で得た気づきや質問に答えていく中で自分の考えが頭の中で整理されることがあると思います。それ以降の就活に活かすために、忘れないうちにメモしておくようにしましょう。
その2. 次回以降に向けての準備
合格し、次の面接を受けることができた場合、前の面接で何を話していたかを確認される場合があります。また前回の面接の内容を踏まえて質問されることも少なくありません。その時にあたふたしないようにある程度まとめておきましょう。
その3. 次同じ状況に出会った時に同じ失敗をしないようにするため
企業は違えど、質問される内容に大きな違いはありません。次同じような質問が来たら落ち着いてうまく答えれるように復習をしておくとよいでしょう。
自分の発言を振り返る
自分の発言を振り返りにおいて重要な項目を以下にまとめました。
・話す速さや声の大きさは適切だったか
・言葉遣いを守れていたか
・質問に対して長く話しすぎていないか
・自分のアピールしたかったことは伝えられたか
・スムーズに会話ができていたか
これらの項目は会話の内容というより、会話そのものの基礎的な部分が適切であったかどうかに関わってくる部分です。しかし、面接中は集中していて、終わってから細かい部分がどうだったかは思い出しにくいもの。そういう悩みがある人は面接中の会話を録音してみるのも効果的でしょう。
会話のテンポや内容に問題はなかったか
質問内容を振り返る
面接官からどんな質問をされ、それに対してどんな回答をしたかを記録しておきましょう。話している最中に質問の意図とずれた回答になてしまっていたり、その前後の質問と矛盾する内容を話してしまっているかもしれません。そういった振り返りをしないと気づけない、根本的な部分でミスをしないように注意するきっかけになるでしょう。
また、質問に対しての自分の回答をよりよいものにブラッシュアップすることにもつながるかもしれません。話している自分は相手に伝わりやすいようにと意識しているつもりでも、一歩引いて見ると意外とわかりにくい話し方をしてしまっているかもしれません。そうならないように注意しましょう。
逆質問を振り返る
逆質問で得られた内容は次回以降の面接の際の志望動機などにも使うことができるため、必ず振り返るようにしましょう。ネット上で調べても出てこないような情報は他の就活生との差別化や、企業への志望度合いの高さをアピールすることにもつながります。その際、逆質問に答えてくださった面接官の名前や役職なども併せてメモしておくとより具体的に志望動機を作ることができるでしょう。
自分独自の一次情報
・名前
・役職
→志望動機に活かす
選考官にお礼メールを送る
面接が終わった後にも志望度合いをアピールすることは可能です。その方法がお礼状を送るというものです。メールで面接を通して「学べたこと」や「感じたこと」を選考官に伝えることで、熱意の高さを伝えることができるでしょう。学生にとっては馴染みのない手段ですが、実際に社会に出てからはお世話になった方にお礼状を送るのが当たり前なので、今のうちから慣れておくという意味でもやって見てもいいかもしれません。
面接の振り返り
面接が終わったら、質問内容や回答を記録しておきましょう。
返答に困った質問などありませんでしたか??
より良い回答も、記憶が残っているうちに考えてみましょう。
しっかりと復習をして、次回の面接であなたのすべてを伝えられるようにしましょう!